マダムキッチン
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旬の野菜3種
【9月】
旬の野菜
   

明治以食用として栽培が始まりました。独特の形を「見通しがきく」としておめでたい席の料理にはよく使われます。
切ったままにしておくと色が変わるのですぐに酢水につけるか、下茹でします。しゃきしゃきした歯ざわりが残るように短時間で茹でます。牛肉・豚肉や緑黄色野菜と組み合わせるとよいでしょう。
倉敷、連島は蓮根の産地。春先から秋まで収穫されますが、土の中で保存がきくので長い間収穫可能。土付きで出荷されることはあまりなく、殆どが洗い蓮根で販売されています。白い色をだすため、多少の漂白剤を使用しています。
路地物は7月ごろから。新蓮根が収穫されますが、まだ肉質が柔らかく日もちがしません。
主成分は炭水化物。ビタミンCは豊富でしみ・ソバカスを防ぎ便秘に有効な食物繊維も豊富。蓮根特有のイトをひくのはムチンという成分で、胃腸の粘膜を保護する役割があります。
蓮根(レンコン)
   

秋の新ものは9月から11月。又 貯蔵ものは1月から2月。
貯蔵して熟成させることで甘みも増します。甘さのサインは蜜で、糖度のたかいものは切り口から蜜がしみだし黒くしみのようになっています。
炭水化物が豊富で ビタミンCやカリウムも多く含みます。葉酸は赤血球を作るうえで重要な栄養素で病気に対する抵抗力をつける役割を果たします。ビタミンEも含み、病気の原因となる活性酸素を中和します。最近では 紫芋やヤーコン・カイアポなどの一風変わった芋もあります。紫芋はアントシアニンというポリフェノールも含んでいます。
さつまいも
   

桃太郎葡萄は種も無く皮ごと食べる事の出来る、しかも大変美味しい葡萄です。平成7年に登録されましたが、かなり前 から有ったのですが栽培が大変難しく技術の普及とともに やっと登録されました。岡山の育苗家花澤茂 氏によって 作られ、正式登録名は(瀬戸ジャイアンツ)です。 デザート感覚で食べてください。糖度も16度以上あれば収穫可能ですが 堀さんはもっと甘くならないと収穫はしないと18度〜20度まで糖度があがるまで待ちます。
葡萄は 世界最古の果物で世界の総生産量は約6000万tでその8割がワインに加工されます。
味見をする場合は 房の先端を食べて判断。房から5mm程度枝をつけてはずし保存するとより日もちがします。ただし 種のないブドウは房から落ち易い特性があります。
100gあたりのぶどう糖と加糖の含有量がくだもののなかでも1番多くブドウ糖が即効性のあるすぐれたエネルギー源となり疲労回復に抜群の効果をもたらします。又、ブドウ糖は血行をよくし尿の出もよくします。ブドウの皮や種子にはポリフェノールが含まれ、脳卒中や心臓病予防に役立ちます。
桃太郎ぶどう
   

日本栗は渋川が剥けにくく風味が強いのが特徴。街で売られている「天津甘栗」が中国産。
選ぶときには、つやがあって丸く重みのあるものを選びます。 
たんぱく質や脂質が豊富ででんぷん質も含んでいます。ビタミンCも比較的多いがでんぷん質に包まれているので加熱によって失われる心配がありません。
栗
旬の野菜過去ログ: 【3月】【4月】【5月】【6月】【9月】【11月】